沢柿 教伸
Takanobu Sawagaki Ph.D.

博士(環境科学)
法政大学 社会学部

(2015年4月より)

氷河学に関する基礎知識

-これから氷河学を学ぼうとしている人達へ-

剱岳の日


久しぶりに氷河地形


十勝平野で夏のゼミ合宿


南極観測とデュアルユース


みたび国分寺


昔取った杵柄

なんともありがたいことに,このたび北海道地理学会から優秀論文賞をいただきました.

対象となった論文はこれまでに南極・グリンランド・パタゴニア・ネパール・日本の高山でやってきた研究の手法面での基礎になっているもので,指導した院生や共同研究のPDの方々にも活用いただいて,この手法の可能性を広げていただきました.

勤務校の同僚の先生から「文系人間の私にもわかりやく解説してください」とリクエストがあったので,それへの回答もかねて書きます.この論文は,人体がそもそも備えている「両目の3次元空間認知能力」と,近年発達が著しい「デジタル3D映像技術」を組み合わせれば,定量的かつ精密に地球表面の変化を解析できる可能性がひろがるだろう,ということを,実例を示しながら解説・展望したものです.

実は論文自体はだいぶ前に出版されたものなのですが,その後,この論文で示した多時期のステレオ画像から標高値の変化量を求める手法は,国際誌を含む十数本の共著論文の主要な解析手法として用いられましたので,それらへの貢献も含めて総合的に評価いただいたものと思っています.

最近「基礎研究」が算数のドリル計算で,「応用研究」のことを高級な読解問題,というレベルでとらえている人たちが多いらしいという危惧が広まっていますけれど,出版から随分時間がたってからこうして評価していただけるのは,その後の広がりも含めたまさに「基礎研究」にあたるものとしてのことだろうと思っていますし,自分で直接手を出すのを我慢しながら院生やPDの皆さんにいろいろやっていただいてこその評価だろうと,優秀な学生さんたちに恵まれたことをありがたく思っています.

現在はフィールド調査の最前線からは遠ざかっていますが,そのうちきっと復活します.
ご協力いただいた皆さんに心より感謝申し上げます.


王子巡検ー近代時層と入り組んだ境界


狭山丘陵巡検


国分寺巡検


多摩キャンから高尾山口尾根歩き


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